新人看護師の勤め先に関するあるある

ここでは、新人看護師の勤め先あるあるを紹介したいと思います。
まず看護師の資格を取って医療現場に就職するとなると、まず総合病院などの医療の最前線で臨床経験を積むことが大切だと言われています。
新卒で臨床の現場に勤めた経験が無いと、その後の転職先に困ることも事実として否定できません。
どこでも働ける臨床のスキルを身につけたうえで、様々な職場に移って経験を積むことが好ましいでしょう。
たしかに、新人看護師の6割が病院に就職していますが、実際には深刻な人手不足に悩まされる病棟勤務は過酷で、1年目で離職してしまう看護師も少なくありません。

特に、夜勤が月に12回を数えるなど、肉体的負担が大きい職場では、新人看護師が研修などに参加してスキルアップを図る余裕もなく、疲弊してしまう事例も見られます。
そこで、看護業界のあるあるとして、初年度から日勤のみで肉体的及び精神的負担の小さいクリニックに就職する看護師が増えています。
特に、脱毛クリニックは、客の需要が多く慢性的な看護師不足のため、夜勤がある病棟看護師よりも収入が高い所もあり、就活中の新人看護師から注目されているのです。

また、養護教諭の資格を取り、学校に就職する看護師も多く、公立学校に勤める養護教諭の平均収入は看護師を大きく上回っています。
その一方で、収入が低くても、訪問看護ステーションや介護施設などに勤める看護師もおり、医師がいない現場で唯一の医療従事者として活躍したいという動機を持つ看護師が多いようです。
このように、看護師の勤め先は多様化し、一概に病棟勤務優先とは言えなくなっている現状があると言えるでしょう。